楽しみに見ているテレビ
台風5号が東北に近づいています。
明日火曜日は宮城県で広く雨の予報です。
とてもゆっくりしていて、変わった動きをしている台風ですね。
しばらくはまだ、すっきりしないお天気のようです。
そんな毎日ですが、楽しみにしているテレビドラマがあります。
あまちゃん以来、久しぶりに気に入って見ています。ビデオに撮って日に何度か見るほど(^^;)
とても丁寧につくられた脚本で、ディテールにこだわっていて、細部に色々なヒントや伏線や回答が隠されています。
表情や言葉の行間に、セリフにはない部分になんと言えばいいのでしょう…背景とか情とか慈しみとかを感じて、琴線にふれてきます。セリフが終わった後のその余韻の中に、セリフ以上のもの凄い情報量を送ってきて、自分の中にこれほどまで何かを感じ、想像させる感受性の部分が有ったのかと驚いています。
登場人物たちはすべて「何か無くしている人達」、父、夫、息子、両親、記憶、夢、伴侶、娘、仕事。みね子は結構無くしていて、父、仕事、恋人。みんな何か無くしていて、なのにとても優しい。戦中戦後のドラマによくあるような夢に向かって!というガッツもなくて、毎日を一生懸命に生きている。
大きな成功を掴むでもなく、日々の幸せを噛みしめ有り難く思うから、ドラマが身近に感じます。
今日の世津子さんからの手紙で、随分ひらがなの多い手紙だなぁと感じたんだけど、そういえば世津子さんは学校に行けて無かったんですね。世津子さんは実さんと学問を無くしているのか~
それにしても…みね子の素直で健気な所は見ていていじらしいです。頑張れっ!ってテレビを観てて思うけど、こういうのを見習えよ忘れるなよ~って自分に言い聞かせてる。
久しぶりに出会った、ずっと大切にしたいドラマです。