あまちゃんが 終わる頃には 大阪に
北三陸に帰りたいという思いを誰にも言えずに悩むアキ。
そんなアキに、水口が歌番組の企画を持ち込む。
番組でGMTメンバーとともに「地元に帰ろう」を歌い終えたアキは故郷に帰る決意を固める。
アキ(能年玲奈)は、春子(小泉今日子)に「北三陸に帰りたい」と宣言する。
春子は、中途半端に仕事を投げ出すべきでないと諭すが、アキの決意は固い。
春子と正宗(尾美としのり)は、東京に残って仕事を続けるべきだと、逆に提案する。
震災から3か月後。
アキは、1年半ぶりに北三陸に帰った。
風景は一変していた。
しかし、出迎えてくれた町の人々は
たくましく、前向きに日々を生きていた。
北三陸に帰ってきたアキは、「海女カフェ」が
津波で壊滅的な被害を受けたことを知る。
思い出の詰まった場所の惨状にショックを受けるが、
海女カフェの再建こそが、自分のやるべきことだと確信する。
袖が浜でもウニが壊滅的な打撃を受けていた。
だが、町は一丸となって復興の道を探り始める。
そんな中、アキは「潮騒のメモリーズ」の再結成を夢見ていた。
町を歩いてまわったアキは震災の被害の大きさに息をのむ。
それでも潜り続ける海女たち。
その笑顔に隠された心の傷に思いを重ねたアキは
浜辺に放置されている漁網を見つけ、それで復興ミサンガを作ることを思いつく。
復興ミサンガに込めた思いを聞かされたヒロシは、思わず…… !?